大切な家だから!いつまでもキレイに長持ちさせる外壁メンテナンスの方法
メンテナンスで資産価値を維持しませんか?
外壁は風雨や紫外線や熱、また台風や地震から家を守るという大切な役割を担っています。建物にとって実はとても大事なのは外側を守ってくれている屋根や外壁なのです。建物の外壁は塗り壁やサイディング、レンガやタイルやモルタル仕上げなど、様々な種類がありますが、それぞれ適切な点検やメンテナンスを行うことで建物の老朽化を遅らせ、家が長持ちし資産価値の維持にもつながります。
サイディングの耐久年数は約30年、塗膜の劣化は10年ほどから
近年よく使われているサイディング自体の耐久年数は約30年といわれていますが、表面の塗膜は10年ほどで劣化が始まります。外壁を触ってみて白いチョークの粉のようなものが手に付着すれば塗膜が剥がれてきている証拠です。塗膜が剥がれている状態だと雨水の侵入や断熱性能にも影響が出てきてしまいます。
表面の塗膜がまだまだ大丈夫でもサイディングの接合部分のシーリングが劣化している場合もありますので注意が必要です。
表面の塗膜がまだまだ大丈夫でもサイディングの接合部分のシーリングが劣化している場合もありますので注意が必要です。
築8年以上経ってメンテナンスを行っていなかったり、壁にコケが生えていたり、クラック(ヒビ)が入っていたりすると傷んだ部分から雨水が浸入し、内部の木材にまで染み込んでしまいます。
雨水が染み込むと躯体となっている柱や梁などが湿気をともない、劣化速度が上がってしまうのです。湿気が乾かないまま再度雨水が染み込むといった状態を繰り返していると、いずれ木材が腐り、柱が傾いてしまいます。また湿気は白アリの大好物でもありますので、柱が白アリに食べられてしまう危険性もあります。
雨水が染み込むと躯体となっている柱や梁などが湿気をともない、劣化速度が上がってしまうのです。湿気が乾かないまま再度雨水が染み込むといった状態を繰り返していると、いずれ木材が腐り、柱が傾いてしまいます。また湿気は白アリの大好物でもありますので、柱が白アリに食べられてしまう危険性もあります。
方法別メンテナンス方法
外壁のメンテナンス方法は大きく分けて2種類。現況の汚れや錆びを落として上から塗装を施すか、別の材料で重ね張りをするリフォームを行う方法があります。
塗装によるメンテナンス
塗装を施す場合はフッ素系の樹脂塗料やアクリル系の樹脂塗料があり、遮熱性能を高める効果を備えた塗料などもありますので、予算と目的にあった塗料で適切にメンテナンスを行いましょう。
重ね張りによるメンテナンス
モルタルの外壁やサイディングに別のサイディングを張ったり、既存の壁材を取り外して新たな壁材を施工することも可能です。
塗装に比べメンテナンスの期間が延びることで結果的に費用を抑える事になるのです。
塗装に比べメンテナンスの期間が延びることで結果的に費用を抑える事になるのです。
長持ちの秘訣はこまめなメンテナンス
まずは築5年目のメンテナンスから
まずは築5年を目安に点検、場合によってはシーリングの補修を行い、築10年を経過したら状況に応じた塗り替えも検討をしましょう。
築25年前後からは必要に応じて外壁材のリフォームを施すことで、よりキレイで耐久性に優れた状態で建物を維持できるはずです。
築25年前後からは必要に応じて外壁材のリフォームを施すことで、よりキレイで耐久性に優れた状態で建物を維持できるはずです。
